ReduceFramerate だそうで

CPU占有率ですなぁ~

最近のパッチでCPUの負荷を減らす機能がやっと効果を上げたようなので、調べた範囲で記載しておきます。
今日はMoEの不手際とUOの頑張りを書く予定だったのですが、こちらの方が「有り難味」のある情報だと思うので…

この機能のon/offは、日本語クライアントではオプションから調整できていません。
最新のパッチまで、問題なく更新されている方は、UOをインストールしているフォルダーの中の「UO.cfg」をメモ帳などで開いてみると、
ReduceFramerate=off が追加されていると思います。無い場合は最下段に書き加えて、ReduceFramerate=on として上書き保存しましょう。

さて、UOのクライアントソフトは(利用者はあまり意識していないとは思いますが)内部的にもかなり変更、改善、改悪(?)が加わっていますね。
機能として存在しているけれど、意味あるのだろうかというオプションは、気にされた方も多いと思います。
たとえば、翻訳機能などです。
翻訳機能も話すと長くて実の無い話なので省略しますが、
今回の「ReduceFramerate」ってのはユーザーにとって恩恵となると思いますよ。

さて、↑のSSはタスクマネージャーでCPUの使用率を見ているところなのですが、これUOのログイン画面なんです。
実は、使用している機種がパフォーマンスが高いので、この新機能の恩恵は余りありませんでした。しかもこの機能は、「新」じゃなくて「機能していなかったものが機能するようになった」物なのですね。

んでは、非力なパソコンではどうなのでしょうか…


そこで、長い付き合いの私のサブマシンである Panasonic CF-T1 という古いノートパソコンで調べてみました。
(ちなみに、このノートパソコンは、タフで安定していて非常に良いです)

結果を言ってしまえば、「非常に良い効果が得られた」となります。

先ほどのデスクトップでは、ログイン画面で52%のCPU使用率となっていますが、これはCPU自体がデュアルコアのため、現在のクライアントはデュアルコアでちゃんと動くようになったので、100%が半分となって表示されているわけです。
ReduceFramerate=onとした、ノートパソコンでは、予想どうりにCPU使用率は100%となりました。
ところがこの先で新機能の効果が出ました。
以下、2Dクライアントはこんな感じになりました。

〇ログイン画面
   on=100% off=100%

〇シャード選択画面
on=40% off=100%

〇ログイン後
on=70%~100% off=90%~100%

〇軽い画面
on=70%~90% off=90%~
〇重い画面
on=90%弱~ off=ほぼ100%

操作して感じることは、比較的重い画面で、明らかに動きが楽になっています。これはこの機能だけの問題ではありませんが、GAも搭載していないノートパソコンでこれだけの改善が実現したのは、非常に嬉しいですね。
3Dクライアントについては、GAの能力による影響が大きいので、別問題かと思い、試しておりません。

稚拙なデータで申し訳ないとは思いますが、古い型のデスクトップなどで頑張っている人にも、効果があると思います。
環境によってかなり左右される機能ですが、この結果を見る限り、今回のような機能の改善は歓迎したいですねぇ。
(GA=グラフィックアクセラレーターです)

ま~最近のアイテム増加傾向で、色々と忙しいのでしょうが、今回のように多くのユーザーが恩恵を受けられる改善を、もっともっと積極的に行って欲しいものだと改めて感じました。
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